2013年3月30日土曜日

「女信長」佐藤賢一

★★★☆☆まあまあ面白かった。
織田信長は実は女だった、という設定。
斉藤道三、柴田勝家、浅井長政等々を籠絡。
女ながらの感性で、天下統一を目指す。
様々な歴史上の出来事の裏側を覗くような感じ。

2013年3月23日土曜日

「蜘蛛の巣-下-」ピーター・トレメイン

★★★★☆とても面白かった。
村では、別の殺人事件が続けざまに起こっていた。
フィデルマの周りも、きな臭い様相に。そのような中でも、フィデルマは、毅然と事件の真相を明らかにしようと活動する。
昔から続く村の秘められた問題が徐々に明らかになっていく。
登場人物が魅力的で、一気に読んだ。
他にもシリーズで出ているようなので、しばらく読む本には困らなさそう。

「蜘蛛の巣-上-」ピーター・トレメイン

★★★★☆とても面白かった。
7世紀のアイルランドの話。
優秀なドーリィー(弁護士であり裁判官)であり修道女でもあるフィデルマは、ある村の族長殺害事件を調査する役目を負う。
容疑者は盲目の若者とされていたが、フィデルマとしてはその若者が犯人とは思えない。
村の人々は皆一癖あり、秘密も多く、人間関係も入り組んでいるが、フィデルマが一つずつ事件の真相を明らかにしていく。
当時のアイルランドの様子が想像されて、小説の世界に惹きこまれた。

「マドンナ・ヴェルデ」海堂尊

★★★☆☆面白かった。
ジーンワルツの話を視点を変えてもう一度、という作品。
クール・ウィッチ曾根崎理恵は、自分が出産できない身体になることを知り、自らの母親に代理母を頼む。
母親は、理恵との関係に悩みつつ、数十年ぶりの出産に臨む。
代理母問題に一石投じようという作者の意向を感じる。

「橋本式国語勉強法」橋本武

★★★☆☆興味深かった。
今更ながら国語の勉強をしてみようかと購入。
テレビで著者のことが取り上げられていて、灘高でどんなことをやっていたのか興味もあった。
著者の話には頷かされることが多かった。この本で書かれているような取り組みを意識的にしていれば、確かに国語の力は伸びるだろうと感じた。 

2013年3月10日日曜日

「葬られた王朝-古代出雲の謎を解く-」梅原猛

★★★☆☆面白かった。
出雲王朝は実在したのか。古事記や日本書紀の記述は単なる創作なのか、それともそこには歴史的事実が含まれているのか。
作者自身が、従前の学説や自らの過去の著作を否定する形で、出雲王朝の姿について考察する。

「バウドリーノ(下)」ウンベルト・エーコ

★★★☆☆面白かった。
養父フリードリヒが亡くなり、バウドリーノらは司祭ヨハネの王国を目指して旅立つ。
途中、奇想天外な出来事が起こる中、ついに司祭ヨハネの息子である助祭ヨハネが治める国にたどり着く。
そこでバウドリーノはついに真実の愛に巡り合う。
中世ヨーロッパの逸話などが、作者独特の皮肉な感じで色々とちりばめられており、面白かった。

2013年3月3日日曜日

「楚漢名臣列伝」宮城谷昌光

★★★☆☆面白かった。
項羽と劉邦の時代の名臣たちを一人ずつ取り上げた。
張良、田横、蕭何、曹参などなど。細かく知ると面白い。