2011年9月4日日曜日

「沈まぬ太陽〈5〉会長室篇-下」山崎豊子

★★★★★とても面白かった。
空の安全のためと改革を断行する国見。それに腐敗にまみれた勢力が反旗を翻す。
航空会社を食い物にする政治家の圧力も加わり、国見は追い込まれる。
恩地にも過酷な対応が。

「沈まぬ太陽〈4〉会長室篇-上」山崎豊子

★★★★★とても面白かった。
危機に直面した国民航空に、関西紡績の国見が会長として送り込まれる。
次々に明らかになる腐敗の実態。
恩地は、会長室に抜擢され、それらに立ち向かう。

「沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇」山崎豊子

★★★★☆面白かったが、しんどい。
飛行機事故で520名が犠牲に。
日本に帰国し、閑職に追いやられていた恩地だが、山岳部員として墜落現場に向かったのをきっかけに遺族と接する最前線に立たされる。
描写が具体的で、真に迫るものがあるが、それだけに読んでいくのがしんどい気がした。

「沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇-下」山崎豊子

★★★★★とても面白かった。
恩地のアフリカでの左遷の日々は続く。その間も上層部から加えられる圧力。
しかし、労組委員長の国会での発言をきっかけに、左遷人事問題が世間の注目を浴びることに。

「沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇-上」山崎豊子

★★★★★とても面白かった。
読み応えのある本格的な小説という感じ。
国民航空のエリート社員である恩地は、労働組合活動に尽力した結果、すさまじい左遷の日々を送る。
綿密な取材をもとにしたというだけに、話の内容に現実味がある。


「税金ハンドブック-2011年版-」辻・本郷税理士法人

★★★☆☆役に立った。
税金のことを横断的に平易に解説してある本。
てっとり早く知るには適していた。

「ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉」塩野七生

★★★★★とても面白かった。
蛮族に蹂躙されるローマ。もはやローマを救うことのできる者はいなくなる。
遂にローマ帝国が滅亡する。

「ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉」塩野七生

★★★★★とても面白かった。
遂に最終シリーズ。ローマ帝国は、もはや侵入する蛮族を排除できない状態に陥る。
盾となる人物も内部の確執で殺害される。

「楊令伝-盤紆の章」北方謙三

★★★☆☆まあまあ。
第3巻。楊令が梁山泊の首領に就任。
拠点もでき、旗も掲げ、宋を倒す戦いが本格化する。
南では、方臘の反乱が拡大する。
童貫のもとには若き岳飛が。

「京洛斬鬼―介錯人・野晒唐十郎番外編」鳥羽亮

★★★☆☆まあまあ。
続き物の番外編。
いきなり読んだので、いまいち入り込めず。
江戸末期、夷誅隊を名乗る浪人集団を壊滅させるべく奔走する。

「孟夏の太陽」宮城谷昌光

★★★★☆面白かった。
春秋時代、晋の大臣趙盾は、王と対立することとなる。
その子孫が全滅の危機を逃れ、再び隆盛を迎える様を描く。

「王家の風日」宮城谷昌光

★★★★☆面白かった。
殷(商)末期、帝の弟箕子は、国を滅亡から救おうと紛争するが、周の勢いは止まらない。