2009年12月24日木曜日

「STATIONERY HACKS」土橋正

★★★★☆役に立った。
文具好きなので、楽しく読んだ。
欲しいと思うものも複数あった。買えるかどうかはともかく。


「古代中国の虚像と実像」落合淳思

★☆☆☆☆あんまり。
もうちょっと詳細な検証がされるのかと思ったら、結構強引な感じ。
嘘だと言いたいがために、重箱の隅をつつくような話を持ち出しているという印象を受けた。


「見知らぬ明日―グイン・サーガ〈130〉」栗本薫

★★★☆☆なんとも言えない。
ついに絶筆。
最後までの粗い筋書きだけでも公開されないだろうか。
誰か代わりに書いてほしいものだ。
あまりに中途半端に終わってしまった・・・。


「ブラックペアン1988-下」海堂尊

★★★★★とても面白かった。
高階の挑戦は続く。
新人医師の世良が主人公で話は進む。
ブラックペアンの秘密は?
一気に読ませるとても面白い作品だった。


「ブラックペアン1988-上」海堂尊

★★★★★とても面白かった。
チームバチスタの20年ほど前の話。高階が赴任してきたころのエピソード。
重鎮佐伯教授との火花散る対決。
病院内の人間関係を丹念に描いている。
物語に入り込むことができ、一気に読んだ。


「再生―密命・恐山地吹雪〈巻之二十二〉」佐伯泰英

★★★☆☆まあまあ。
密命シリーズも22巻目に。
清之助は東北で武者修行中。惣三郎も東北で神保桂次郎を特訓。
内容的には中弛み。ここまで読んだので最後まで、という気分。
次巻はついに剣術大会か?


「風は山河より〈第4巻〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
定村が悲運に斃れ、定盈の代に。
織田は信長の時代。今川との激突の日が近付いてきた。
大勢力に囲まれ、定盈はどのように身を処すのか。

2009年12月14日月曜日

「風は山河より〈第3巻〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
本巻は、松平広忠を中心に描かれる。
当時の駿河、三河、尾張の状況への想像を掻き立てられる。

「無用の隠密―未刊行初期短篇」藤沢周平

★★★☆☆まあまあ面白かった。
短編集。
藤沢周平は好きだけど、全部が全部面白かったわけでもない。

2009年11月28日土曜日

「日経新聞の数字がわかる本-「景気指標」から経済が見える-」小宮一慶

★★★★☆ためになった。
日経の景気指標の読み方を分かりやすく解説。
経済について勉強したことがなかったので、この本のように実際の紙面を元に解説してもらうと取っ付き易くてよい。

2009年11月23日月曜日

「楽毅〈4〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
中山国が滅亡し、楽毅は転々とするが、燕の昭王に請われて客となる。
大国斉への復讐という昭王の宿願を果たすべく、外交、軍事に活躍する楽毅。
少ない資料をもとにしながら、生き生きと人物を描き切った。2度目だが、飽きることなく一気に読んだ。

「楽毅〈3〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
中山国が国土の半分を献上してようやく得た平和も長くは続かず、趙からの侵略はますます本格化する。
次々に城が落ち、中山王も亡くなる。
跡を継いだ太子を守るべく奔走する楽毅。趙軍を散々に苦しめる。
しかし、兵力差は如何ともし難く、遂には辺境の砦を残すのみに。

「楽毅〈2〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
中山国に侵略する趙軍を食い止めようと外交、軍事両面で奮闘する楽毅父子。
しかし暗愚な中山王は打つ手もなく、中山国は滅亡の危機にさらされる。

2009年11月17日火曜日

「楽毅〈1〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白い。
中国戦国時代の武将楽毅の生涯を描く。
諸葛孔明も師事したいと述べたという伝説の武将。
中山国宰相の嫡子として生まれた楽毅が斉に留学。
中山国の隣国である趙の武霊王は、中山を我が物にしようと侵略を始める。

2009年11月13日金曜日

「受命」帚木蓬生

★★★☆☆まあまあ面白かった。
精神科医という異色の経歴を持つ作家。結構好きで読んだ。
本作は、北朝鮮を舞台にしているが、かなりきわどい内容。
日系ブラジル人医師の津村、日本人の舞子、韓国人の寛順は、ある経緯から友人づきあいをしているが、それぞれが北朝鮮に吸い寄せられるように入国。そこで北朝鮮の実情を目の当たりにする。

2009年11月9日月曜日

「風は山河より〈2〉」宮城谷昌光

★★★★★面白かった。
定盈の祖父定則の時代。
徳川家(世良田家)にも一目置かれる存在に。

「風は山河より〈1〉」宮城谷昌光

★★★★☆面白かった。
徳川の武将菅沼定盈の野田菅沼家を定盈の祖父の時代から遡って取り上げる。
今、一番好きな作家。

2009年11月3日火曜日

「子どもたちに語るヨーロッパ史」ジャック・ル・ゴフ

★★★☆☆ためになった。
フランスの子どもを対象に書かれた。
ヨーロッパが今の姿になるまでを概観する。
色々端折ってあるが、大まかな流れを知るにはよかった。

「栄光なき凱旋〈下〉」真保裕一

★★★★☆面白かった。
戦場で自分という人間の本性を知る3人。
日系人ということで、それぞれ葛藤。

「栄光なき凱旋〈中〉」真保裕一

★★★★☆面白くなってきた。
第2次世界大戦下の米国で暮らす日系米国人の3人。
それぞれの事情で戦場へと向かっていく。

2009年10月21日水曜日

「栄光なき凱旋〈上〉」真保裕一

★★★☆☆まあまあ面白い。
真珠湾攻撃の直前から物語は始まる。
真珠湾攻撃を機に高まる日系人に対する反感。
ロス在住のジロー、ヘンリー、ハワイ在住のマット、立場の違う3人の日系人の目線で、太平洋戦争を描く。

「鏡の影」佐藤亜紀

★★☆☆☆いまいち。
憑かれたように世界の成り立ちを探求する旅に出るヨハネス。
美少年シュピーゲルグランツを伴って、フラフラと流れていく。
嫌いな文体。
巻末の解説を先に読んだ方がよかった。

2009年10月17日土曜日

「銭売り賽蔵」山本一力

★★★☆☆まあまあ面白い。
時代は江戸、銭売りの賽蔵は男気あふれ、周囲の人望も厚い。
折しも、金を扱う金屋が、新たに銭屋を立ち上げ、金儲けをたくらんでいた。
賽蔵らはどのように立ち向かうか。
人情味あふれる作品。

2009年10月16日金曜日

「ラストワンマイル」楡周平

★★★★☆面白かった。
運送会社勤務の主人公が、郵政民営化やIT企業の厳しい要求によって苦境に立たされる。
それを挽回する起死回生のアイデアが。
楡修平は読みやすい。
郵政民営化、ライブドアとニッポン放送、楽天とTBSといった話を思い出す。

「運命の子―グイン・サーガ〈129〉」栗本薫

★★★☆☆まあまあ。
作者が亡くなって、もうすぐ新刊も出なくなる。
ここまで読んだのに・・・。
ヤガ編も佳境に入ってきた感じ。

2009年9月28日月曜日

「三国志(8)」宮城谷-昌光

★★★★☆面白かった。
続きもの。
劉備が益州をとった後くらいから、諸葛亮が南蛮征伐を終えるまで。
演義やマンガではなかなか出て来ない細かいエピソードが面白い。

2009年9月25日金曜日

「覇商の門 (下) 」火坂雅志

★★★★☆面白い。
下巻。信長と共に発展していく様を描く。

「覇商の門 (上)」火坂雅志

★★★★☆面白い。
天地人の作者。
戦国時代の豪商今井宗久の一代記。時代を読む目に優れ、流れ者から一代で財を成す姿を描く。
人物描写が魅力的。

「幻の城 -大阪夏の陣異聞 新装版」風野真知雄

★★☆☆☆あんまり。
同作者の他の作品が面白かったので購入したが、あんまりだった。
真田幸村配下の忍びらが、大阪夏の陣を前に、勝利の秘策を実現しようと奮闘する。

「カペー朝―フランス王朝史1」佐藤賢一

★★★★☆面白かった。
何となくイメージでしか知らないフランス王朝の成り立ちを、わかりやすい文体で解説してくれる。
歴代の王の魅力が伝わる作品。

2009年9月17日木曜日

「MW ムウ」司城志朗

★★★★☆面白かった。
手塚治虫原作。
映画化された。島の生き残りの2人が主人公。

「ローマ人の物語37最後の努力[下]」塩野七生

★★★★☆面白い
四頭制が崩壊し、あっという間に二頭制。その後まもなくコンスタンティヌス帝が唯一の皇帝に。
皇帝の政策で、キリスト教が台頭。

2009年9月16日水曜日

「ローマ人の物語36最後の努力[中]」塩野七生

★★★★☆面白い
コンスタンティヌス登場。益々ローマ的でなくなる。

2009年9月8日火曜日

「ローマ人の物語35最後の努力[上]」塩野七生

★★★★☆[面白い]
ディオクレティアヌスの時代(AC284-305)。
衰えていく帝国を何とか再生させようと、奮闘する皇帝。しかし、作者も述べるとおり、ローマ的な雰囲気が薄れていくように感じる。