2013年12月31日火曜日

「パロの暗黒-グインサーガ131」五代ゆう

★★☆☆☆いまいち
栗本薫のグインサーガの続編。
途中で途切れてしまったので、続きを読みたいと思い購入。
内容的には、やはり栗本薫ほどの面白さはなし。キャラクター等は一緒なのに、不思議なものです。
内容的にはイシュトバーンがパロのリンダを狙って再び入国するという話。
アルド・ナリスの復活か。


「史記-武帝紀-5」北方謙三

★★★★☆面白かった。
老境に入った武帝。武の天才が世を去り、匈奴の猛攻にさらされる。
次代を担うはずの李陵は、無理な進軍で敵の捕虜に。
武帝の気まぐれで家族を皆殺しにされた李陵は、匈奴の武将としての道を選ぶ。

「ロマの血脈-下-」ジェームズ・ロリンズ

★★★★★とても面白かった。
亡くなったと思っていたモンクがロシアの施設にいた。
不思議な能力を持つ子どもに連れられ、ロシアの次期大統領候補ソロコフの大虐殺の計画を阻止しようと尽力する。
グレイの謎ときは間に合うのか。

「ロマの血脈-上-」ジェームズ・ロリンズ

★★★★★とても面白かった。
グレイの前で突然射殺された男。シグマの創始者のひとりアーチボルト・ボークであった。
握りしめた銀貨を元に謎に挑むグレイ。
そのような中、不思議な能力を持つ少女が現れる。

「修道女フィデルマの探求-修道女フィデルマ短編集-」ピーター・トレメイン

★★★★☆面白かった。
短編集。ローマからの戻ってくる途中の話。
「ゲルトルーディスの聖なる血」「ウルフスタンへの頌歌」など。

「ユダの覚醒-下-」ジェームズ・ロリンズ

★★★★★とても面白かった。
捕えられたリサ。病にかかりながら助かったリサを調べ、「ユダの菌種」の秘密に近づいていく。
謎を解き続けるグレイとセイチャン。
やがて謎は一つの方向を指し示す。

「ユダの覚醒-上-」ジェームズ・ロリンズ

★★★★★とても面白かった。
重傷を負ったセイチャンがグレイの下に。
マルコポーロの謎に関する情報を持って逃げたらしい。
一方、南の島では、死の疫病が発生。モンクとリサが調査をしていると、謎の組織からの襲撃が・・・。

2013年11月25日月曜日

ナチの亡霊・下

ナチの亡霊・上

スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八転び篇 西原 理恵子

史記4

その時までサヨナラ

眠れないほど面白い「秘密結社」の謎

橘花抄

サクソンの司教冠 (創元推理文庫) ピーター・トレメイン

風の軍師

死をもちて赦されん (創元推理文庫) ピーター・トレメイン

極北ラプソディ

オレたち花のバブル組 (文春文庫) 池井戸 潤

オレたちバブル入行組

そして父になる

修道女フィデルマの洞察 (修道女フィデルマ短編集) (創元推理文庫)

「草原の風-上・中・下」宮城谷昌光

★★★★★非常に面白かった。
一気読みしてしまった。
漢の光武帝劉秀の話。
分家の次男であった劉秀が、どのようにして頭角をあらわし、皇帝にまでなったのか、ドラマチックに描かれる。登場人物一人一人が目に浮かぶよう。


「県庁おもてなし課」有川浩

★★★★☆切り口が良かった。
映画化もされた作品。高知県の職員である主人公が、高知県をアピールするために奔走。
高知県出身の人気作家からアドバイス?を受けつつ、成長していく。

「新ローマ帝国衰亡史」南川高志

★★★★☆面白かった。
前半は、ローマ帝国が衰退していく様子を概括的にまとめていて、読みやすい。
アイデンティティの変質、といったところが原因という話だった。

「三国志-第十二巻-」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
ついに完結。
次代は進み、ついに蜀も滅亡に向かって進む。
そして、時代は晋に。

2013年9月22日日曜日

「とりあたま事変」西原理恵子、佐藤優

★★★★☆面白かった。
恨みしゅらんと同じパターン。いいコンビ。
無茶苦茶なようで、うなづける話が多かった。

「マギの聖骨-下-シグマフォース-シリーズ1」ジェームズ・ロリンズ

★★★★★とても面白かった。
「マギの聖骨」の謎を解いていくレイチェルら。
その間も敵からの激しい攻撃は続く。
彼らの目的は何なのか。
絶体絶命の危機を格好よく乗り越えていくところが面白い。
シリーズの他の作品も読んでみたい。

「マギの聖骨-上-シグマフォース-シリーズ1」ジェームズ・ロリンズ

★★★★★とても面白かった。
ドイツケルンの大聖堂で、虐殺事件が起こる。
犯人は、金目の物には見向きもせず、「マギの聖骨」を盗んでいった。
ヴァチカン、米国国防総省の秘密組織シグマフォースが連携し、聖骨の謎に挑む。
フィクションではあるが、リアリティを感じさせる。

「修道女フィデルマの叡智-修道女フィデルマ短編集-」ピーター・トレメイン

★★★★☆とても面白かった。
アイルランドの法廷弁護士にして裁判官の資格も持つ修道女フィデルマが、難解な事件の謎を解き明かす。
「ホロフェルネスの幕舎」が、謎が二重三重になっていて一番面白かった。

「流れ行く者-守り人短編集-」上橋菜穂子

★★★★☆とても面白かった。
バルサが10代のころの話。タンダやトロガイといったメンバーも出てくる。
本編につながるエピソードも入っていて、面白かった。
本編は一区切りついた形になっているが、続きが出ないか期待。

「古代からの伝言-わが国家成る-」八木荘司

★★★★☆とても面白かった。
シリーズ最終巻。
天武天皇後、国家の姿は変革を迫られる。
中臣鎌足の子である藤原不比等は、律令国家の建設に向けて、表から裏から政治を動かし続ける。
 

「史記-武帝紀-3-」北方謙三

★★★★☆とても面白かった。
衛青、霍去病の活躍で河南を手に入れた。
匈奴は反抗の機会を窺うが、それを霍去病の才能がそれを凌駕する。
勝利に湧く中、悲劇が起こる。

「中国古典「一日一話」―世界が学んだ人生の“参考書”-」守屋洋

★★★☆☆勉強になった。
子どもの名前を付けるときに、参考になるかと思って買った本。
知らない話も多く、勉強になった。

「古代からの伝言-壬申の乱-」八木荘司

★★★★☆とても面白かった。
天智天皇の死後、弟である大海人皇子は吉野で暮らしていた。
しかし、天智天皇の子である大友皇子は、大海人皇子を恐れ、亡き者にしようと画策する。
危険を察知した大海人皇子は決起し、大友皇子に立ち向かう。
詳しい記述で、臨場感があった。

「神の起源-下-」J・T・ブラナン

★★★★★とても面白かった。
リンと元夫マットは、謎の組織から逃れつつ、南極で見つけた4万年前の死体の謎を探る。
執拗に命を狙う追手。人類の未来はあるのか。
ラストは衝撃だった。

「神の起源-上-」J・T・ブラナン

★★★★★とても面白かった。
南極の調査をしていたNASA所属のチームが、男の遺体を発見。
現代人風の防寒服を着ているが、死亡したのは約4万年前らしい。
その後、チームリーダーのリン以外は皆原因不明の事故で死亡する。
謎につつまれた組織が関与していることが徐々に明らかとなるが、その目的は。

「丕緒の鳥-十二国記-」小野不由美

★★★★☆面白かった。
十二国記の短編集。王や麒麟の話はあまり出てこず、名もない者達のエピソードが4編収録されている。
久しぶりで懐かしく購入。本編の続きも出してほしい。それまでにもう一度本編を復習しておこうかな。

「呉越春秋-湖底の城-2」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
兄の任地で補佐の仕事をする伍子胥。
武術大会を催し、優れた配下を得る。
楚は、ますます奸臣が蔓延る状況となり、伍子胥の父と兄はそれに巻き込まれて危機に陥る。
伍子胥は、父と兄を救おうと手を尽くす。

「呉越春秋-湖底の城-1」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
春秋戦国時代の楚に、重臣の次男として生まれた伍子胥。
父と兄に助力しようと尽くす中、旅先で様々な人物に出会い、人間的な成長を見せる。
これからどうなっていくか楽しみ。


2013年9月21日土曜日

「親鸞-激動篇-下」五木寛之

★★★★☆とても面白かった。
親鸞は、雨乞いの法会を切り抜け、越後で施療所を営む。
そのような中で法然が死を迎え、親鸞は、自分の念仏を追求したいとの決意に押され、関東へと旅立つ。

「古代からの伝言-水漬くかばね-」八木荘司

★★★☆☆面白かった。
大化の改新のころ、朝鮮半島では、新羅が唐と結び、百済が滅亡の危機に。
日本は支援のための軍を差し向ける。白村江の戦いに臨む中大兄皇子と中臣鎌足。

2013年7月13日土曜日

「心を整える。-勝利をたぐり寄せるための56の習慣-」長谷部誠

★★★★☆とてもよかった。
サッカー日本代表長谷部選手が、自ら勝利のために心がけている習慣などを紹介する内容。
内容的には、頷けるものが多く、スポーツに限らず、色々なところに活用できそう。

「親鸞-激動篇-上」五木寛之

★★★★☆とても面白かった。
親鸞の生涯を描く続編。
越後に流された親鸞。外道院と名乗る異能力者と出会い、土地の人と触れ合う中で、自らの念仏を問い直す。

「永遠の0」百田尚樹

★★★★☆とても面白かった。
以前にも読んだような気もするが、全く思い出せないので、流行りに乗って再読。
特攻隊員として戦死した実の祖父の消息をたどろうと、昔の戦友等と面談を繰り返す孫の健太郎。
臆病者、天才的な飛行機乗り、命の恩人・・・様々な語られ方をする祖父の戦地での様子を聞き、健太郎の心境にも変化が。
驚きのラスト。
他の作品も読んでみようと思った。

「史記-武帝紀-2」北方謙三

★★★★☆とても面白かった。
ますます活躍する衛青。
匈奴では単于が交代し、対衛青戦に向けて軍備の改革が断行される。
そのような中、出撃した衛青は、匈奴の隙を突き河南を奪還。
甥の霍去病も才能が開花し始める。

「海翁伝」土居良一

★★★★★非常によかった。
松前藩の創成期の話。
蠣崎季広、慶広親子を中心に話が進む。
都から遠く離れた蝦夷の地で、どのように天下の形勢を把握し、立ちまわったのか。
文章も淡々とした感じでよかった。

「世界樹の影の都」N・K・ジェミシン

★★★★☆とても面白かった。
シリーズ第2弾。イテンパスが人の身に落とされて10年ほど経過。
世界樹の影の町で暮らす盲目の女性オリーは、人には見えない子神が見えるなど特殊な能力を持っている。
正体不明のシャイニーと関わるようになり、身の回りに様々な出来事が起こる。
なかなか本題に入って行かないところがあり、好き嫌いが分かれるか。

「古代からの伝言-日出づる国-」八木荘司

★★★★☆とても面白かった。
聖徳太子の時代の話。
有名な「日いづる国・・・」の国書を大国隋に送った聖徳太子。
抜群の外交感覚で、朝鮮半島、隋と渡り合う。

「古代からの伝言-悠久の大和-」八木荘司

★★★★☆とても面白かった
皇統断絶の危機を重鎮大伴金村の手腕で乗り切った。
しかし、徐々に蘇我が台頭し、金村は失脚。

2013年5月21日火曜日

「デパートへ行こう」真保裕一

★★★☆☆面白かった。
経営危機に見舞われた閉店後の百貨店。一晩で様々な目的の人物が訪れ、交錯していく。
真保裕一の作品を久しぶりに読んだ。
そつなくまとまった感じ。

2013年5月20日月曜日

「幕末史」半藤一利

★★★★★とても勉強になった。
幕末の話は、よくわからなかったが、寺子屋風に順番に話をするような感じてみていくと、すっと頭に入った。

「史記-武帝紀-1」北方謙三

★★★★☆とても面白かった。
水滸伝、三国志等々、中国歴史物シリーズを読んできたが、これも文庫になるのを待っていた作品。
漢の武帝の話だが、やはり人物が目の前にいるような感じにさせてくれる、面白い作品だった。
続きが楽しみ。
衛青が頭角をあらわしていく過程の話。
 

「古代からの伝言-民族の雄飛」八木荘司

★★★☆☆面白かった。
神功皇后、仁徳天皇らの時代の話。
高句麗の好太王碑に、当時の倭国のことが、これほど記載されているとは、と驚いた。

「古代からの伝言-日本建国」八木荘司

★★★★☆面白かった。
久しぶりに読み返した。
卑弥呼の時代から、倭の成立のあたりの話。 人物が生き生きと描かれている。
古事記、日本書紀に記載されているのは嘘なのか。
本書を読んでいると、古事記、日本書紀をもう少し信用してもいいのではないか、という気がしてきた。

2013年3月30日土曜日

「女信長」佐藤賢一

★★★☆☆まあまあ面白かった。
織田信長は実は女だった、という設定。
斉藤道三、柴田勝家、浅井長政等々を籠絡。
女ながらの感性で、天下統一を目指す。
様々な歴史上の出来事の裏側を覗くような感じ。

2013年3月23日土曜日

「蜘蛛の巣-下-」ピーター・トレメイン

★★★★☆とても面白かった。
村では、別の殺人事件が続けざまに起こっていた。
フィデルマの周りも、きな臭い様相に。そのような中でも、フィデルマは、毅然と事件の真相を明らかにしようと活動する。
昔から続く村の秘められた問題が徐々に明らかになっていく。
登場人物が魅力的で、一気に読んだ。
他にもシリーズで出ているようなので、しばらく読む本には困らなさそう。

「蜘蛛の巣-上-」ピーター・トレメイン

★★★★☆とても面白かった。
7世紀のアイルランドの話。
優秀なドーリィー(弁護士であり裁判官)であり修道女でもあるフィデルマは、ある村の族長殺害事件を調査する役目を負う。
容疑者は盲目の若者とされていたが、フィデルマとしてはその若者が犯人とは思えない。
村の人々は皆一癖あり、秘密も多く、人間関係も入り組んでいるが、フィデルマが一つずつ事件の真相を明らかにしていく。
当時のアイルランドの様子が想像されて、小説の世界に惹きこまれた。

「マドンナ・ヴェルデ」海堂尊

★★★☆☆面白かった。
ジーンワルツの話を視点を変えてもう一度、という作品。
クール・ウィッチ曾根崎理恵は、自分が出産できない身体になることを知り、自らの母親に代理母を頼む。
母親は、理恵との関係に悩みつつ、数十年ぶりの出産に臨む。
代理母問題に一石投じようという作者の意向を感じる。

「橋本式国語勉強法」橋本武

★★★☆☆興味深かった。
今更ながら国語の勉強をしてみようかと購入。
テレビで著者のことが取り上げられていて、灘高でどんなことをやっていたのか興味もあった。
著者の話には頷かされることが多かった。この本で書かれているような取り組みを意識的にしていれば、確かに国語の力は伸びるだろうと感じた。 

2013年3月10日日曜日

「葬られた王朝-古代出雲の謎を解く-」梅原猛

★★★☆☆面白かった。
出雲王朝は実在したのか。古事記や日本書紀の記述は単なる創作なのか、それともそこには歴史的事実が含まれているのか。
作者自身が、従前の学説や自らの過去の著作を否定する形で、出雲王朝の姿について考察する。

「バウドリーノ(下)」ウンベルト・エーコ

★★★☆☆面白かった。
養父フリードリヒが亡くなり、バウドリーノらは司祭ヨハネの王国を目指して旅立つ。
途中、奇想天外な出来事が起こる中、ついに司祭ヨハネの息子である助祭ヨハネが治める国にたどり着く。
そこでバウドリーノはついに真実の愛に巡り合う。
中世ヨーロッパの逸話などが、作者独特の皮肉な感じで色々とちりばめられており、面白かった。

2013年3月3日日曜日

「楚漢名臣列伝」宮城谷昌光

★★★☆☆面白かった。
項羽と劉邦の時代の名臣たちを一人ずつ取り上げた。
張良、田横、蕭何、曹参などなど。細かく知ると面白い。

2013年1月31日木曜日

「空の都の神々は」N・K・ジェミシン

★★★☆☆面白かった。
3人の神が戦い、イテンパスが勝利。
イテンパスの力を背景に、アラメリが人々の上に君臨する。
現代表の孫イェイナは、世継ぎ候補として都に呼ばれる。
そこには、イテンパスに敗れたナハドが、アラメリに従属させられていた。
引き込まれる展開。話の筋もしっかりしていた。

「バウドリーノ(上)」ウンベルト・エーコ

★★★☆☆面白かった。
中世、神聖ローマ帝国フリードリヒの時代。
農家の息子バウドリーノは、フリードリヒに気に入られ、実の子のように育てられる。
空想なのか現実なのか、よくわからないような話が進んでいく。
中世の雰囲気を感じられるような気がした。

「生き残った帝国ビザンティン」井上浩一

★★★★☆とても面白かった。
ローマ帝国が東西に分裂し、コンスタンティノープルを首都とするビザンティン帝国が出現。
滅亡まで1000年以上、どうしてビザンティン帝国は生き残ることができたのか。
あまりビザンティン帝国の歴史というものを読んだことがなかったので、とても興味深かった。