2011年5月29日日曜日

「李嗣源(下)」仁木英之

★★★☆☆後半にかけていまいち。
前半であれだけ生き生きと描いていた登場人物(特に女性)が後半ほとんど登場しない。
尻切れトンボな印象。
李克用の息子の時代になり、内部の政争が激しくなる。ついに李嗣源にも讒言が。

「李嗣源(上)」仁木英之

★★★★☆とても面白かった。
中国後唐の名君李嗣源の生涯を描く。
沙陀の族長の息子ボギレは、唐末期の混乱の中、勢力を拡大する李克用の仮子となり、戦闘に明け暮れる日々を送る。
その抜きん出た武勇は皆の尊敬を得る。

「古城の風景〈3〉北条の城-北条水軍の城」宮城谷昌光

★★★☆☆まあまあ。
北条家の城を中心にめぐる。
歴史小話が色々入っていて面白かった。
北条早雲という人は無名の放浪者ではなかったのだね。

「阪急電車」有川浩

★★★★☆面白かった。
映画のCMを見てなんとなく購入したが、面白かった。
阪急電車の中での出来事をオムニバス形式で描くが、全体としてまとまっている。
知った駅名が出てくるのでうれしい。

2011年5月20日金曜日

「大聖堂-下」ケン・フォレット

★★★★☆面白かった。
諸国を廻った後、建築家として戻ってきたジャック。
奇跡の聖母像も持参し、修道院に活気が戻る。
因縁の対決もいよいよ終盤。

「コインロッカー・ベイビーズ」村上龍

★★★☆☆まあまあ。
コインロッカーで拾われた2人の子どもの話。
私には文体がちょっと合わない。読みづらい。

「わたしは英国王に給仕した」ボフミル・フラバル

★★★★☆面白かった。
ホテルの給仕として働く主人公が体験談を語る形式で話が進む。
不思議な雰囲気の話。

「パーフェクト・ブルー」宮部みゆき

★★★★☆面白かった。
高校野球のスーパースターが、殺害され燃やされる事件が起こった。弟の進也がそれを目撃する。
探偵事務所の加代子とともに、事件の真相に迫る。
犬の視点で話が進む。

「新三河物語〈下〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
徳川の天下となり、大久保一族も大いに繁栄する。しかし、忠世、忠佐が亡くなり、大久保一族を陥れようとする勢力が伸長する。
絶体絶命の状況の中、忠教が立ち上がる。

「新三河物語〈中〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
武田との激闘で徳川軍は惨敗した。しかし、信玄の死後、織田との連合軍で勝頼を打ち破る。
大久保忠世、忠佐兄弟の活躍が光る。

「新三河物語〈上〉」宮城谷昌光

★★★★★とても面白かった。
桶狭間の合戦を機に、家康と大久保一族の運命は大きく変わる。
独立を果たし、勢力を保つため、大久保忠俊の懸命の進退が光る。