2010年9月30日木曜日

「東京島」桐野夏生

★★★★☆面白かった。
映画の番宣を見て購入。無人島に女が一人で奪い合いが起こる、と言うだけの話かと思っていたが、そうでもなく、面白かった。

2010年9月29日水曜日

「生物と無生物のあいだ」福岡伸一

★★★★★とても面白かった。
生物とは何か、といった根源的な問いについて、DNA発見の歴史的経緯等を順に解説しながら検討する。
化学の素養のない者にもわかりやすい平易な文章で、苦にならずに読み通すことができた。

「伊達政宗、最期の日々」小林千草

★★★★☆面白かった。
伊達正宗の亡くなる直前の様子を、小姓の書き物から解説。
戦国の雄だけあって、その最期は見事。

「ローマ人の物語〈40〉キリストの勝利〈下〉」塩野七生

★★★★★とても面白かった。
ユリアヌスが倒れ、彼の反キリスト教化の努力は水泡に帰す。
主役は司教アンブロシウスに。
キリスト教化はもはや後戻りできないほどに進む。

「ローマ人の物語〈39〉キリストの勝利〈中〉」塩野七生

★★★★★とても面白かった。
突然、副帝となったユリアヌスだが、ガリアで実績を積み重ねる。
遂には正帝の地位も手に入れ、それまでのキリスト教化に逆行する政策を推し進める。
後10年間彼が正帝でいられれば、歴史は大きく変わっていたと感じた。

2010年9月28日火曜日

「ローマ人の物語〈38〉キリストの勝利〈上〉」塩野七生

★★★★★とても面白かった。
ようやく文庫版の続きが出た。
キリスト教を重視する立場が明確に打ち出され、ローマ帝国の様相も変わる。
ローマ帝国らしさが失われていく様は残念でならない。

「ジーン・ワルツ」海堂尊

★★★☆☆まあまあ面白かった。
不妊治療がテーマ。主人公は産婦人科医の曽根崎理恵。帝都大医学部に所属しながら、民間の産婦人科医院で不妊治療に取り組む。
巷で話題になった代理母の問題などを取り上げる。
他の作品に比べると、小説自体の読後感は劣る。